サントリーのマーケティングは本当にうまいのか?
「千三つ」といわれる飲料業界で、数々のヒットを飛ばすサントリーだが本当にマーケティングが上手なのだろうか?
確かに、魅力的でおもしろいCMが多いのは事実だが、失敗も多い。結局、「千三つ」といわれる業界で、大量死を生みながらヒットを飛ばしているにすぎないのではないか?つまり、ヒットの確率は他と大差ないのではないか?そのくせ、大量に新商品を出す一方で、どうしても長寿商品が少ない。
もし、本当にマーケティングが上手ならば、本来は、大量死を出さずに長寿のヒット商品を量産しているのではないかなどと考えてしまう。社内のスクリーニングがうまく機能しないから、多くの新商品を市場に投入する。投入した新商品を市場の篩にかけているだけではないかなどと考えてしまうのはうがちすぎだろうか?
ところで、サントリーの山崎はおいしい。このおいしい山崎を中心とする、サントリーのウィスキー部門は長いこと構造不況業種になっている。本当にマーケティングがうまいのなら、是非日本のウィスキー文化を盛り上げて欲しいものだ。
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