少年サッカー

ワールドカップをみてだれもが、日本のサッカー選手はこうも小さいのだろう?と感じたのではないか?

少年サッカーのD級ライセンスを持つ身から見ると、なんとなくそうなる構図がわかる。

低学年のサッカーの場合、体が小さくてすばしこい子がどうしてもボールに早く寄りやすく「うまい」と感じてしまう。

体の大きな子はどうしても動きが悪く、コーチがサッカーの実力でチーム編成をすると試合に出られるのは、体の小さなすばしこい子
ばかりになってしまう。

そのうち、体の大きな子はサッカーではなく、野球とかに流れてしまう。こうしてサッカーをやる子は小さな子ばかりになってしまう。

もちろん、低学年で体の小さな子が成長して大きくなる場合もあるだろう。でも中学年、高学年で体が成長過程にある時期には、ある種の
バランスが崩れ一時的にボール捌きが下手になってしまうことがある。この場合、低学年と同じ現象が中・高学年でも起きてしまう。

成長過程にある小学生のサッカーで過度に実力主義を貫くのはいかがなものか?試合の勝ち負けを考えさせすぎるのはどうだろうか?

僕は、小学生の間は勝ち負け抜きに全員が平等に試合に出て、サッカーの喜びを理解させることの方が重要に思う。
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