地域おこし

平成不況がやっと終焉を告げ、景気が上向こうとしているが、一方で、都市と地方の格差は開く一方だ。

都市には産業があり、地方にそれがない。とするれば、地域おこしを真剣に考えなければ、ますますその格差は広がるだろう。

地域おこしにも、実は2つの打ち手がある。一つは消極的な打ち手でもう一つは積極的な打ち手である。

消極的な打ち手とは、その地域の「よさ」、「強み」を探し、発見し、産業につなげることであり、これは世の中で一般に行われている。
例えば、温泉、観光資源、一村一品、伝統工芸、農業、漁業・・・などである。
当然、これらは既にあるものであり、ある程度、景気は浮揚させれても、雇用の増大にはあまりつながらない。
どちらかといえば、「守り」の施策であり、早晩陳腐化し、競争力を失う。

本来、重要なのは積極的な打ち手である(続く)。