2005年衆議院選挙の投票率で95%を目指そう!

前回2003年の投票率をご存知だろうか?


約60%。これが答えです。利権団体と高齢者、これが投票者の主体です。経済の主体であるサラリーマン世帯はこの日曜日、どこに行っていたのでしょうか?投票に行かなかった40%はきっと楽しい週末を過ごしたことでしょう。


サラリーマンを中心に、選ぶ政党がないから選挙に行かないという人がいます。マスコミもこれまで毎回選挙の度に自民党に対抗できる野党がいないからだれに投票したらいいかわからない調の風評を作って、低投票率の予想までしてしまいます。こんなのは一般人に投票に行かなくてもよいというエクスキューズ(言い訳)を与えるだけで、いい世論誘導とはとても思えません。たとえ、どんなに選ぶ相手がいなくても選挙には行くべきで、言って白紙でも或は反対でも自民党に投票してでも、一般人は折角の選挙の機会にその存在感を議員に知らしめるべきなのです。もし、それをしなければ、浮動票はいつまでたっても政治の世界では無視され続けることになります。よく、TVなどでサラリーマンがインタビューに答えて政治が悪いから世の中がよくならん調のことを言っていますが、彼らの意見は投票に行かない限りは永遠に無視され続けるのが当たり前。


僕は今年まで欠かさず選挙に行っています。それがだれにでもできるマクロ経済を動かす唯一の道だからです。


もし95%の人が投票に行ったらどうなるでしょう。たとえ、白票であっても投票率が95%を超えれば、政権政党も野党も人口動態に応じた、つまり、世代に応じた政策を実現することを余儀なくされます。もし、また60%しか投票率がなければ、政権政党も野党も、農協や医師会、特定郵便局長会などの権利団体と高齢者向きの政策しか打ち出さなくなるでしょう。


今回の選挙は、郵政民営化という大きな論点があります。にもかかわらず選挙にいかなければ、今後も議員は誰一人20代〜40代のサラリーマンのことを考えた政策など打ち出さないでしょう。


自分や自分の周辺に対し、常によき行動を行いミクロレベルで社会を改善していこうとしている人は一杯います。それと同じようにマクロレベルの政策がミクロの動きとシンクロすれば社会を動かす力は一層大きくなります。そして選挙に行き、存在感を示すことがその道筋をつける大きなポイントになります。


この日曜日が楽しくとも将来の日曜日が楽しいとは限らない。将来をもっと楽しく迎えるために今すべきことは、白票でもいいから投票するというたったそれだけのことです。


このメールを回送してみんなに投票を促す輪を作りましょう。


そして、是非みんなで投票率95%を目指しましょう。