教育制度改革

教育の場には4つのファクターがある。講師、コンテンツ、受講生、事務局である。小学校であれば、先生、教科書・教材・宿題、小学生、PTA・教育委員会である。小学生のモチベーションはたぶんに他の3者に依存しており、この3つを総合的に考える必要がある。


先生の場合、採用、昇進、退職の各プロセスと評価をだれがどのように行うのかが重要となる。


採用に際して、教育に対する熱意を一番とすべきで、コネや、学校の成績であってはならない。まず、重要なことは教育に対する価値観である。


昇進はどうであろう。この場合には、熱意+技能が重要であろう。小学生の評価というのは難しいので、教育委員会やPTA、先生同士の相互評価が重要となる。ここで、学校の管理職は各先生の授業を見ているだろうか?教育委員会はどうだろう?PTAはどうだろう?授業を見もせずに評価されれば、授業がおざなりになるのは当たり前であろう。


退職は熱意を失ったものの、教育の現場に相応しい言動をしないもの、技能を伴わないものは機械的にやめさせるべきであろう。他の仕事と異なり教育は国の根幹である。ここの従事者は、労働者としての人権より、自己の職務に対して一層の責任感を理解されるべきであろう。そして、そういう厳しい職種であることから、待遇は優遇されるべきであろう。(つづく)